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あまりに当たり前の存在すぎて写真を撮り忘れてしまったのですが、ロンドン名物の一つが真っ赤な2階建てバス、ダブルデッカー。
1959年に導入されて以来がんばってきたこのバスですが、旧型のバスはもうすぐ消滅してしまいます。実際滞在中も「旧型のに乗りたい」と思っても、来るバス来るバス新型バスで、どうやら一部の路線でしか使われていない? なのでその路線を使おうとしないと乗れないんじゃないかと。 ピカデリーサーカスの辺りで出会える率が高いと思われます。 旧型のバスはドアがなくて、後部から乗るタイプ。車掌さんにお金を払います。降りたいときは、紐を引っ張ると運転席のベルが鳴り、そうすると次のバス停で止まってくれます。初めての場所に行くときは、車掌さんに行き先を言っておけば安心。 一方新型バスは2階建てと1階建て両方ありますが、いずれも前から乗って真ん中から降りるタイプ。ワンマンバスなのでお金は運転手に払います。そして降車は座席のブザーで知らせます。日本のと同じような感じですね。 1階建てのバスは2台分くらいの長さのあるロングバスがあります。よく角を曲がれるなあと感心! 新型バスは「新型」だけあって車内もきれい。でも旧型バスはちょっと汚め。車内にゴミがありがちなのはどちらも同じですが(特に2階はゴミがある率高し)、古いから仕方ないとはいえ、これも趣というのかしら。 旧型バスの良い点は乗り降りに融通がきくこと。発車しかけているところに飛び乗ったり、バス停でもないところで降りたり。もちろん危険なまねはしちゃいけませんが、私も窓から外の景色をずーっと見ていて「あ!ここだっ」と目印が見えた地点で、バス停ではないのに降りました。ちょうど軽い渋滞で停まっていたので…。 バスの路線図はtubeの各駅に置いてあります。tube mapと一緒にもらっておくのが吉。観光客の味方「Travelcard」はtubeも(通常の)バスも両方乗り放題になるのであちこち見たい人は買うべし!これがあると乗り間違えても大丈夫です(笑) 普通に乗るとlb.1.20だったかな? それにしてもロンドンのバス路線は数が多くて、路線図も慣れないと非常に見づらいです。夜だけ走っている路線とか、日曜だけ運行とか?? 私は自分を「地図の読めない女」とは思いませんが、バス路線図はかなり困難。 なので観光客がよく使う路線だけを載せた簡易版の路線図(裏はtube map)を愛用しています。これもtubeの窓口でもらえます。おすすめです。 バスは地下鉄では見えない景色を見せてくれますから、積極的に使いたいものですね。 旧型バスがあるうちに、また行けるかな…。 追記:バスには立ち乗りできる人数が決まっているらしいです。なのでぎゅうぎゅう詰めの満員バスというのは存在しません。また2階は立ち乗り禁止(のはず)。乗車直後や降車直前を除いて、走行中は座っていなければいけません。2階の1番前という最高の景色を見られる席を取れなかったからといって、カメラを持って写真を撮りに立ち歩いたりしたら、こっぴどく怒られますのでお気をつけください(笑) (運転手さんがマイクで車内に響き渡る声で怒った現場にたまたま居合わせたのです。私は1階にいたから上の様子はわからなかったけど。賑やかな少年たちが乗ってたから彼らかな。)
by tamaikopon
| 2005-02-23 23:55
| イギリス話
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